『性犯罪被害にあうということ』(小林美佳/朝日新聞出版)を読みました。 考えたこと、前向きにさせてくれたことー すべては「理解」の2文字。
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の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
『性犯罪被害にあうということ』(小林美佳/朝日新聞出版)
本日アマゾンより届き、すぐに読みました。
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書籍の内容、および僕の感想は、ここでは書きません。
ただ一言、「是非多くの人に読んでもらいたい」とだけは伝えておきます。
書籍の中で語られたことを短くまとめることなんて僕にはできませんし、感じたことは人によって全然違うと思いますから…
といいつつ、一つだけ。
筆者が終始求めていたこと。
それは「理解」ー理解しようとする(周りの)姿勢。
※こんなチープな文章で表すこともできませんが…。
「人によって全然違う」ものである“感覚”であっても、「できるだけ多くの人の“感覚”を分かりたい」と思う根源的な欲求が、僕を環境問題解決→教育の道に駆り立てた原動力になっています。
いや、教育が好きになった、だから分かりたくなった、のかもしれません。
順番はどちらか分かりませんが、「教育」に携わる人間は、それができる、できないに関わらずー
「理解しよう、分かろう、なるべく同じ立場を想定してみようー」
同情したい、といった安直な気持ちではなく…
なんていえばいいんでしょうか…
理解しようという姿勢を自然体でもつことが、無意識行動の中で何か人に対して与えることのできる人間になっているような気がするからです。
今僕は、Z会という企業に所属し、東大を初めとする難関大学を目指す学生のサポートを初め、様々な教育サービスを提供しています(現在の職種では、直接的に関わっているわけではないですけど)。
なぜZ会か、その理由の一つとして…
僕自身が小さな頃から勉強が好きで、人より成績がよいことに自負を感じ、小学生時代は机をノートで隠し「カンニングブロック」などやってた、傍から見るとヤな奴で、それでも友人は決して少なくない方で、結果東大に合格したー
そんな過程を、似たような感覚、似たような環境の人間を「理解」しなければいけないときに役立てると思った、というのがあります。
※こんなヤな奴、レアですからね(笑)
小学生の(テストを受けているときの)自分、今振り返ってもヤな奴です。
しかし、好きでヤな奴やっているわけじゃない。
ヤな奴じゃなくなりたいという葛藤がありました。
しかし、ヤな奴をやり続けなければいけない外部の環境もありました。
続けることがヤな奴であることへの変な自負を生む部分もありました。
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