最近、ブログ・SNSのお手軽版と呼んだらいいのか、 短いメッセージを気楽に何度でも投稿できる新サービスが ユーザー数を伸ばしていますね。
代表的なサービスは、米国生まれの「Twitter」
(ツイッター、ついったー)です。
私は、日本生まれの類似サービス「もごもご」
を試していますが、まだその面白さがよくわかりません・・・
上記のようなサービスは、日本では
「リアルタイム日記」
とも呼ばれていて、携帯電話からの投稿も可能なので、
10代ユーザーの伸びが特に大きいようです。
さて、このサービス、やってみた人の半分くらいは
「はまる」
と言われているそうですが。
すでに「はまっている」らしい、
SNSライターの高橋暁子さんによれば、
“ついったーは、きちんとやってみないと
面白さが分からないサービス”
なんだそうです。
そして、
“「一言言いたい!でもわざわざメールしたり
日記書くほどじゃない!」という気持ちに従って書くと、
ついったーはかなり楽しめるんですよね。
基本独り言だから気軽な上に、思わぬところから
反応がいただけたりします。”
とのこと。
なるほど、そういうことなんですね。
*以上は、高橋さんのブログから引用させていただきました。
「twitter(ついったー)の面白さを知る方法」
しかし、それにしても、「独り言」なら、
公開しなくてもいいじゃん!
なんて思ったりします。
まあ、以前から、掲示板にしろ、ミクシィーの日記にしろ、
「独り言」的メッセージがかなり多かったわけですけど。
ですから、私としては、
「なぜ人はツイッターにはまるのか?」
ということが気になるわけです。
そして、この疑問を解く上でヒントになる情報が
いくつかありますのでご紹介してみたいと思います。
ひとつは、イッセー尾形の演出をやってる森田雄三氏の話。
家族のコミュニケーションについて、森田氏は、
“夫婦はそもそも話をしない”
という事実を指摘しています。確かにそうです。(笑)
“子供が小さいころは育児の話題が口の端にのぼるが、
育ってしまうと、連れ添った二人には格別の話題は
ない。雑事も「あ・うん」の呼吸でわかり合ってしまう”
つまり、近い存在になればなるほど、相手を理解するための
言語コミュニケーションの重要性は軽くなっていくということ
でしょう。
そしてまた、
“相手が真剣に聞かないから、遠慮のない話ができるのが身内だ。
「話を聞かない態度」と「聞いてくれない話のできるありがたさ」
のふたつに支えられて、身内の親密さは成立する”
という面白い視点を提供しています。
この意味は、愚痴をこぼす妻が、
単に聞き流せばいいのにまともに受け答えてしまう夫に
対して、逆ギレするシーンを思い浮かべていただければ、
おわかりになるでしょうか。
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2009.05.07
2009.05.09
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。