Z会では「新入社員ブログ」をこの2年間継続して行っています。 今年度の新入社員ブログがまもなく終わるため、新入社員からとったアンケート。 そこに見えた1つの、先輩社員がとるのは好ましくない言動… 先輩社員の1人として自分自身の気を引き締め、一方で、新入社員にどこかで届いて欲しい、メッセージとして。
本投稿記事は、毎日更新中のZ会ブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
Z会新入社員ブログ、新入社員も4月からは2年目社員になるということで、最後の回に入っています。
▼Z会新入社員ブログ
http://www.zkaiblog.com/sostaff/
4月以降も続けるかどうかは、3月中に決めないと…と、いろいろ考えております。
新入社員にブログを書いてもらおう!と提案したのは僕ですし、僕自身はとっても意味のあることだと思っています。
・誰でも閲覧できる場所で、お客様を意識しながら文章を書く行為が「社会人」としての成長を促す
・新入社員の中でコミュニケーション、ときには言い合いもしながら、お互いの共感を生んでいく「場」になる
#お互いの共感がないとこんな企画なんてまず生まれませんからね。
・新入社員がやり取りをしながら綴るブログを見た第三者は、きっとZ会っていい会社!と思ってくれるだろう
…などなど、「継続して」「みんなで」ということにより生まれるものがたくさんありますから。
でもそれは僕自身の意味づけであって、そう思わない人もいるでしょう。
「新人にブログを書いてもらう時間より、他にやってもらいたいことがある」
と思う人がいても、それは1つの意見ですし、もっともだと思います。
ただ、今回、新入社員の皆さんに、新入社員ブログを振り返ってのアンケートをとったところ…
周りの先輩方に感謝!という気持ちのよい、たくさんの声とともに(こういうのうれしいですね)、1つ、気になった文言があって…
「新入社員ブログなんてやって意味あるの?という先輩の声が気になった」
…これ(=そういう風に醸し出した先輩)は情けない…正直。
あえてZ会の一部の社員の、僕自身が感じた「恥」の部分をさらけだし、今回のテーマにしました。
多くのZ会社員が(僕が言うのもなんですが)真っ直ぐで、誠実である、と感じている気持ちの裏返しでもあります。
何が良くないか。
「業務」である以上、会社が「意味がある」と認めていることなんです。理屈上。
それを弁えていないところなんです。
#新入社員ブログの執筆は、最高意思決定会議での決議事項なんです(それもまたすごいですけど。笑)。
繰り返しになりますが、「新入社員に対してブログを書いてもらうこと」を「意味がある」と思う人、「意味がない」と思う人、両方いても不思議じゃないですし、「意味がない」と感じる人も決して“会社に対して熱意がない”なんて短絡的に思いません。
社員のパフォーマンスを最大限に発揮する別の方法が(その人の頭の中に)あれば、むしろそれは素晴らしいことだと思いますから。
次のページ当人が関わっていない仕事で、傍から見ると「意味がない」...
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