以前このInsight Now!へ寄稿した「Web担当者の苦しみを“わかってあげて”」の続編ともいえる内容です。Webの労働量・作業の質を会社側にわかってもらえない、と嘆くWeb担当者のみなさん、会社を乗っ取るのは今ですよ。 そして、本当に会社のことを思うのであれば…
本投稿記事は、毎日更新中のZ会ブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
先日、同じ日に、3つ似たような出来事がありました。
その日の午前中、とある会議に出席していたのですが、同じ教育業界で上場もし、勢いもある○社の部長さんから
「いちど寺西さんと是非お話したくて。コーヒーでもいかがですか?」
と誘われて、光栄至極、喜んで、と情報交換を。
日中、会社の同僚が近畿地方の大手塾に出張に行っていたようなんですけど、その同僚から、
「おいおい寺西、○塾の○さんが“Z会といえば寺西さんですよね、一度お会いしたくて”と話していたよ、また機会があったら会ってあげて」
と言われ、あらこれまた光栄な…そんな方でも僕の活動ご存知なんだ…と。
夜はWeb業界、上場もしている大きな企業の取締役から「一度寺西さんとお会いしたくて」と事前打診があって呑んでいました(ちなみにお仕事じゃなく、プライベートの時間ですよー)。
話はめちゃめちゃ盛り上がり、「寺西さん一度、新人研修きてくださいよ!」なんて。
ほんとにこの話、実現するんでしょうか(苦笑)
…とまあ、3つほど、「寺西って“Web”と“教育”の世界では有名人なんだよ」という自慢話を披露させていただきましたが…(笑)。
Webも教育も、そんなに広い世界(業界)ではないので、そんな世界の中では「あ、一つの地位を勝ち取ったな」という実感があるのは事実です。
そして、一企業でWebを担当し、自らの業界の勉強をしながら外へ情報発信しつつ、しっかりWebを使って企業の実績に貢献していれば、他の様々な担当業務よりも有利なポジションがWeb担当ではないか…。
そう強く感じた出来事でもありました。
・まだWebのことを“肌感覚で”つかんでいる人が世の中に少ない。
・多くのメディアの威力が急落する中、Webは期待されているメディアである。
・Web担当者は、ダイレクトに、多くの人に…とくに「Webのことをわかっている」人の感情にグッとくるように、自らの仕事振りを、企業活動を通じて表現できる。
早い話、「世の中での自分の相場」を直接アピールできる上、Web担の(需要)>>>(供給)、というご時勢になりつつありますので、今の時点で「Webをやっている」ことは、強力な武器になり得るのです。
一方で、これまでの「短期的な業務量」や「出世」ということでは、世のWeb担当者、決して恵まれていません。
Web担当者の苦しみという記事でも書かせていただきました。
http://www.insightnow.jp/article/2169
これまでの概念、これまでの知識、これまでの業務体系の中では、多くの人が理解できない領域ですから、「新しいことにはなかなか人を配属しない」という会社がほとんどで、Web担当者に、ITもシステムもWeb制作も広告もコミュニティ管理も…その労働の質を分からず全部まるっと任せてしまう現実があるんです。ほとんどの会社で。
※上記記事を書いた僕のブログの方では、下記のようなコメントが寄せられました。Web担当者の実態を把握していただければ、と。
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