間違った見える化は、会社全体のモチベーションの低下や、悪者探しにつながってしまう、数字を出すために多大な工数をかけている等々、多くの弊害を含んでいます。 それでは見える化を進めるコツは何でしょうか?
イベントご案内
この度日本最大の「バイヤーのバイヤーのためのバイヤーによる」
交流会第一回「バイヤーズハブ」が開催されます。
日時:6月20日(土) 19時より
場所:ZEST西麻布店
会費:5000円
この会は購買ネットワーク会参加者同志が主催するもので、
通常の購買ネットワーク会は違った交流会形式の集まりになります。
今まで購買ネットワーク会は土曜のお昼に開催され、
お忙しい方々にはなかなか敷居が高かったかもしれませんが、
今回は多くの意識の高いバイヤーだけでなく、
バイヤー応援団とも交流ができる気楽な交流会になります。
是非ともこの機会をお見逃しなく!!
参加申込はこちらから
http://www.co-buy.net/modules/eguide/event.php?eid=35
本文はここからです。
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最近「見える化」という言葉がよく聞かれます。
元々は工程管理におけるボトルネック工程の解決や
品質管理における品質改善などで良く使われていた
「目で見る管理」から進化してきた言葉だと思います。
「見える化」は購買・調達業務やコスト削減活動にも大きな寄与をします。
その点については次回のメルマガで書こうと思いますが、
最近の「見える化」ブームの中でどうも間違った「見える化」を
推進しているだけではないか?と思えるようなことが多々あります。
今回は「見える化」の間違えのない進め方についてポイントをあげていきます。
最近私は生活の中で、自分の健康管理の「見える化」をしていまして、
そこから多くの気づきがありました。
ですから皆さんにも分かりやすく「見える化」のポイントが
理解してもらえるでしょう。
あるテレビ番組で「計るだけダイエット」というダイエット方法が
紹介されたそうです。
これは大分大学で考案された
「一日二回、朝と夜の体重を記録し、体重の変化をグラフ化する」
つまり「見える化」することで、常にダイエットを意識し、
食事のコントロールや運動への意欲をわかせることで
ダイエットを成功させる方法です。
インターネットなどでも紹介されていてご存知な方も多いとは思いますが、
実はかなり成功率が高いそうです。
「計るだけダイエット」にも見られる成功のキーポイントは3点あげられます。
これは他の「見える化」にも共通した特徴と言えるでしょう。
それは
1.比較する
2.意識する
3.管理する の3点です。
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2009.02.10
2015.01.26
調達購買コンサルタント
調達購買改革コンサルタント。 自身も自動車会社、外資系金融機関の調達・購買を経験し、複数のコンサルティング会社を経由しており、購買実務経験のあるプロフェッショナルです。