今までと何を変えたわけでもなく仕事がうまくいかない。。 そんな経験ありませんか? しかし、自分は変わっていないと思っていても、それまでと比較して何かが欠けているのです。 そんな時はもう一度原点に立ち戻り、地に足をつける試みをしてみましょう。そこからきっと何かが見えてくるハズです。
「仕事がうまく行かないな、どうも売上があがらないな、と思ったら、親孝行をしに行くことです。最も身近な両親を大切にしていない人が、他人であるお客様を大切にできるわけがない。お客様を大切にせずに売上があがるわけがない」
感動のサービスで有名な北九州の美容院、バグジー久保社長の言葉です。
社長は続けてこう言いました。
「親孝行もしていない奴が、先輩や後輩を大切にするわけがない。親孝行はできていませんが、私はお客様と仲間は大切にしています、というメンバーがいるが、嘘をつけ!と怒鳴ります」
「口先だけでそう言っていてもそんなことをできるわけがない。親も大切にできない人は絶対に会社の仲間やお客様もおろそかにしているんです」と。
以前お世話になったベンチャー企業の社長はこう言っていました。
「最も尊いことは、自分から遠い人へ対してContribution(貢献)することです」
人は親、兄弟、親戚など身近な人から順に大切にしていきます。そして彼らを大切にした後にようやく友人やチームのメンバーを大切にし、お客様を大切にすることができる。
自分から遠い人を大切にできる人こそが最も多くの人を大切にしている人なのだ、
というのです。
一つ上のリーダーを目指すなら、まずは親、家族、親戚、友人を大切にしましょう。
それができていない人は絶対にチームメンバーを大切にできていないはず。
だからこそまずは身の回りの人を大切にすることから始めるべき。
そしてその先にチームの成功があるのです。
もしもリーダーがきちんとそれができたなら。
その姿をメンバーは必ず見ています。そして彼らもそれを真似するのです。
先の久保社長はこう言います。
「親孝行できない人はクビです(笑)。仲間の歓迎会に出ない人もクビ(笑)。
それくらい大事なことなんです」と。
メンバーに人としての道を説き自らが模範を示せるリーダーこそが一つ上のリーダーなのです。
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2009.02.10
2015.01.26