いろいろな大学の公式サイトと、学部学科のサイト。 正直、かなーーーり違います。 子どもたちは大学に対し「(漠然と)憧れる」。 けれど実際に、「これやりたい!」という夢に直結するのは、学部学科で教えている内容。 …であれば、学部学科のサイトで、しっかり子どもたちの「知りたい!」に応じたサイト作りを目指してほしいと願いつつ、この記事を。
◆本投稿記事は、毎日更新中のZ会ブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
ご縁がありまして、高等教育総合研究所さん
http://www.kosoken.jp/
と月1回くらい打ち合わせをし、様々な情報交換をしています。
本研究所は、多くの大学の学部・学科のコンサルテーションをしたり、新しい大学を作るときのお手伝いをしたり、現行の大学で行われているカリキュラムが適正なものかどうかを診断したり…というお仕事をされており、代表の亀井信明氏もTV・新聞メディアを中心に意見を発信しています。
先日の打ち合わせにて、こんなことが先方の口から漏れました。
「どこの大学の学部学科の先生と打ち合わせしても、"ホームページにお知らせを乗せても高校生が見てくれない、なんでだ?”みたいなことを言うんですよね…。」
私は返します。
「そりゃそうですよ、大学の学部学科のホームページってつまんないんですもん。」
大学に限った話ではないんですけど、まだまだ世の中には
「Webサイトに情報を公開したら多くの人に見に来てもらえる」
という誤解がはびこっているんですよね…。
Webサイトがあること、情報を知らせること、は大前提。
その上で「いかにWebサイトに来てもらえるよう努力しているか」が、Webサイトを通じて見える化できなければ意味ないわけです。
つまり、ユーザーが「また来たい」と思えるようになるか、これがすべてです。
自分がユーザーの立場だったらすぐにわかりそうなことなのに、なぜかわからないんですよね、情報を提供する側に立つと。
例を2つほど挙げます。
僕の出身の、東京大学工学部都市工学科
http://www.due.t.u-tokyo.ac.jp/
と、ご縁があっていろいろ情報交換させていただいている、早稲田大学先進理工学部電気・情報生命工学科。
http://www.eb.waseda.ac.jp/2009/index.html
この2学科は、今まで培ってきた僕との関係性から、記事を書くときの例に挙げても問題ないだろう、と思い、これからもいろいろ例で使っていこうかと思っています。
#決してヨイショや批判が目的ではないです(それぞれご縁があるところなので、有名になってくれると「個人の気持ち」としてうれしいですけど。笑)。あ、何か事例として使ってくれー、うちのサイト見てくれーという大学の学科の方がいらっしゃれば、どうぞ左のサイドバー「筆者へのお問い合わせ」よりご連絡を(笑)
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