「スポーツの秋」ということで運動を始めてダイエットしているにも関わらず、「食欲の秋」ということで食べ物が美味しすぎて太ってしまった・・・なんて方々に(!?)、実践的なダイエットのヒントをご紹介するシリーズの最終回!
さて、ご好評(?)を頂いている「ダイエットのヒント」シリーズも今回が最終回。
果たして今回の一連のシリーズは読者の皆様のお役に立てているのか!?
ということで、ご意見、ご感想、ご質問がございましたらご遠慮なくお手柔らかに(笑)連絡頂けたら幸いです
ダイエットのヒントその9:ストレッチングのすすめ
「ストレッチ」という言葉に「伸ばす」という意味があることから分かるように、「ストレッチング」とは、「身体各部の筋肉ならびに腱や筋膜、靭帯、関節包といった結合組織等を伸張すること」であると定義出来ます。
近年、筋肉の機能を維持するためには筋肉に対して伸張刺激を与えること、すなわちストレッチングを行なうことが重要であることが明らかにされつつありますが・・・
筋肉の機能を維持する(あるいは高める)ことはエネルギー消費量の増大につながり、健康的で効果的なダイエットを行なうためには、積極的にストレッチングを行なう必要性があるといえるでしょう。
ところで、ストレッチングを行なう頻度については、特に明確なガイドラインがあるとはいえないのですが、リラックスした状態で行なう静的なストレッチングは、身体(筋肉)に対する刺激も緩やかであることから、毎日実施しても大きな身体のトラブルは起こりにくいと考えられます。
これらのことから効果的なダイエットを行なうためには、週7日(毎日)のストレッチングの実施をお薦め致します!
ダイエットのヒントその10:ストレッチングを行なうタイミング
ストレッチングの効果の一つとして「リラクゼーション効果」が挙げられますが、古くから「筋肉の緊張をとれば、緊張を生じる原因となる心の不安も減少する」ことが指摘されています。
筋肉の緊張とはすなわち筋肉が短縮・硬化した状態を示していることから、筋肉を伸張すること(= ストレッチング)によって、精神的にもリラックスすることが可能であるといえる訳です。
そして、ストレッチングを行なう際に深く大きな呼吸(息を吐く)をすることで、よりリラクゼーション効果が高まると考えられます。
なぜなら、深く大きな呼吸は脳の視床下部を刺激し自律神経(*)を調節する作用が働くことが明らかにされているからです。
(*)私たちの身体は自律神経である交感神経と副交感神経によってコントロールされていますが、身体に大きなストレスが加わると、緊急事態に備え交感神経活動が優位となり、呼吸循環機能を高め筋肉への血流量を増加させ筋肉が大きな力を発揮出来るように準備を整えるとされています(但し、骨格筋は自律神経によってコントロールされている訳ではありません。)。一方の副交感神経は、ストレスにさらされて様々な反応を引き起こした身体の回復を図るために、呼吸循環機能を穏やかにし、消化器の働きを高めるなどの作用があるとされています。
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