今日は、スマホ最適化のベストプラクティスの情報をお届けします。そして、その元となったグーグルが開設した「GOMO」というスマホ最適化診断サイトの情報も。
グーグルによると、スマートフォン最適化のベストプラクティス10か条は、次のようなものだということです。
これは、グーグルが開設した「GOMO」というスマホ最適化診断サイトからダウンロードできる診断レポートの内容からの情報です(GOMOについては後述)。
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1.スピードを重視
多くのスマートフォン ユーザーは時間に追われており、1 日のちょっとした時間を活用してオンライン上のタスクをこなします。こうした多忙なユーザーを念頭に置きながら、サイトの読み込み時間を短縮し、テキストを読みやすくしましょう。
2.シンプルな操作
操作がわかりにくいサイトを喜ぶユーザーはいません。操作をわかりやすくし、ユーザーが探している情報を簡単に見つけられるようにしましょう。大規模なサイトや複雑なサイトでは検索機能が役立ちます。
3.親指での操作を意識
ボタンは大きめのサイズにして、中央に配置します。ボタン同士の間には十分なスペースを確保し、クリックミスを防止しましょう。
4.読みやすさを考えたデザイン
スマートフォン向けに構築されたサイトは、ユーザーの目を疲れさせることなくメッセージを伝えることができますので、読みやすさを意識しましょう。スマートフォンの使用環境が、照明の暗い場所にある可能性も考慮して、サイトをデザインします。
5.アクセス性の確保
スマートフォン サイトは、すべての端末で動作し、画面の縦横の向きを問わないのが理想的です。
6.ユーザー登録/購買プロセスの簡略化
どのような種類のサイトであっても、スクリーン上のキーボードで、望む操作を容易に行えるようにする必要があります。商品の購入や問い合わせが簡単にできるようにしましょう。
7.地域性を重視
スマートフォン ユーザーが求める情報は、最寄りのガソリン スタンドや営業中のレストランといった地域情報です。ユーザーに見つけてもらい、来店してもらうために役立つ機能を用意しましょう。
8.シームレスな利便性を実現
今やユーザーは 1 日の間にさまざまな場所から何通りもの方法でインターネットに接続します。デスクトップ サイトの機能は可能な限りスマートフォン サイトでも提供し、デスクトップとスマートフォン上でシームレスで利便性の高いサイト体験を実現させます。
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2008.09.26
2010.04.20
安田 英久
株式会社インプレスビジネスメディア Web担当者Forum編集長
企業のウェブサイト活用やウェブマーケティングに関するメディア「Web担当者Forum」(http://web-tan.forum.impressrd.jp/)を運営しています。