若者のメタボ削減&医療財政負担軽減のための施策として、カーボンオフセット制度をまねた、「メタボオフセット制度」を提案します。
20代男性に占める肥満者の割合が増えているようです。厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、2011年は21.2%で、1980年の10.6%と比較して2倍となりました。中年オヤジならまだしも、これはよろしくないですね。
若者のメタボが増えるというのはゆくゆくは病気患者が増え治療で企業の健康保険組合の負担が増え、国の財政負担も増えるのです。若者デブが増えるのは国の財政の危機なのです。
これに対し、提案したいのは、「メタボオフセット制度」です。。
二酸化炭素の削減のための「カーボンオフセット」とは、国や企業が削減目標に達成しない場合に、目標を大きくクリアしている国や企業からいわゆる「排出権」を購入して、削減したとみなす(相殺:オフセット)排出権取引の仕組みです。
これをメタボ削減に応用するのです。メタボの削減目標を企業にもたせて、目標値に達成していない企業は目標をクリアしている企業から「メタボ排出権」を購入して削減したとみなす(オフセット)制度です。
こうすることにより、メタボは削減し、医療費控除につながるに違いありません。「排出権」の売買をする新しいサービス産業も生まれます。
業績の悪い企業は、とにかく健康な社員育成をするだけで収益が向上するのです。市民ランナーだけを採用して皇居の周りをランニングするのが仕事の「メタボオフセットサービス事業部」が設立されるかもしれません。
メタボの増加は国の借金を増やすのです。是非この「メタボオフセット制度」の検討を!!
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2015.07.17
2009.10.31