目標設定の秘訣①あなたはどちらを選びますか? 自分らしく生きた人VS生きられなかった人

画像: Yasuko Nagashima

2023.11.06

組織・人材

目標設定の秘訣①あなたはどちらを選びますか? 自分らしく生きた人VS生きられなかった人

永嶋 泰子

自分らしく生きた人と生きられなかった人の違いは何でしょうか? 一言でいうと、「こういう未来にしたい」というビジョンがあるかどうかです。 ホスピスでよく聞かれる言葉は「もっと自分らしく人生を生きたかった」というものだそうです。 人生の終末にさしかかって「もっと自分らしい人生を生きたかった」と思うのは、あまりにももったいない話です。 自分らしく生きるためのヒントをお届けしていきます。

ホスピスに入った人が後悔すること

あなたはホスピスで一番よく言われる言葉をご存じでしょうか?

それは、「もっと自分らしく人生を生きたかった」というものだそうです。

人生は一度きり。

過ぎた時間は取り返しのつかないものです。

人生の終末にさしかかって「もっと自分らしい人生を生きたかった」と思うのは、あまりにももったいない話だと思いませんか。

小学生でもわかるような当たり前のことですが、一番わかっていないのは私たち大人なのかもしれません。

日々の仕事、子育て、家事、地域の役割に追われていると、「自分らしき生きる」ことを忘れてしまうからです。

では、自分らしく生きた人と生きられなかった人の違いは何なのでしょうか?


自分らしく生きた人VS生きられなかった人

アップルの創業者であるスティーブ・ジョブスは、2005年に行ったスタンフォード大学の卒業式でのスピーチの中で、「もし今日が最後の日だとしても、今からやろうとしていたことをするだろうかと問いかけていたと毎日自分に問いかけていたというエピソードを披露しました。

スティーブ・ジョブスと言えば、iMaciPhoneなど革新的な商品を生み出した存在です。

そのような彼でさえ、毎日自分に問いかけることをしなければ「自分らしく生きる」ことは困難だったのです。

つまり、今日が終わっても後悔しない生き方を自分で知ることが、自分らしく生きるためのスタートなのです。

後悔しない生き方とは、言い換えると「こんな自分を歩みたい」というビジョンを持つことです。

ですが、現実はいい学校に入り、いい会社に入ることが人生の幸せであるという暗黙の公式となっていたように感じます。

よって、「こんな人生を歩みたい」ということを深く考えることもなく、30代、40代を迎えたという方も多いのではないでしょうか。


すぐに実践できる「ビジョンを持つ」方法

さて、今回は、「こんな人生を歩みたい」とビジョンを持たずに生きてきたけれど、もっと自分らしく生きる方法をみつけたいと願うあなたに、ビジョンを持つ方法をお伝えいたします。

お金もかからず、すぐに実践できるのでおすすめです。

まず、紙とペンを用意してください。

紙はA4サイズを10枚くらい用意していただくのがちょうどいいと思います。

メモ帳でもいいのですが、のびのびと好きなように書いた方がいいのでA4サイズがちょうどいいでしょう。

次に、できれば1時間ほど自分一人になれる時間を確保してください。

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永嶋 泰子

目標達成コーチとして「自分のビジョンを守り、ビジョンを信じる」を理念とする。 33歳で第一子を亡くし逆境から立ち直った経験から、「3ケ月で夢を実現できるメソッド」をnote、インスタグラムで発信している。 子どもを亡くした女性へのお話会や著名な講師による子育てママ向けセミナーを主宰。現在は、離婚を経てボランティアで100人の女性の人生相談にのったり著名な作家の出版セミナーの開催支援など多方面で精力的に活動を行っている。

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