2009.02.28
もっと“本気に”グッドネット
寺西 隆行
(株)Z会
「安心ネットづくり」促進協議会の設立総会に出席してきました。 「利用者、産業界、教育関係者などが一丸となって「安心ネットづくり」を推進し、インターネット利用環境を整える(以下続く)」 で始まる活動趣旨を叶えるなら、まだまだ「本気度」が足りないっ。 弊社自体協議会正会員として所属している、だからこそ今の協議会に足りない温度を述べ、それを補うよう僕も懸命に活動していきたいと思います。
本投稿記事は、毎日更新中のZ会ブログ
http://www.zkaiblog.com/histaff/
の話題を元に、本サイトの読者層に合わせた形で修正しております。
「安心ネットづくり」促進協議会の設立総会に出席しました。
インターネット系のサイトではもう記事になっていますね。
▼Internet Watchより
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/02/27/22617.html
大阪大学の鷲田総長、ソフトバンクの孫社長、ディー・エヌ・エーの南場社長、ベネッセの福島社長…mixiの笠原社長もいらっしゃってますね。
「一同に介する」ことがなかなかない、凄いメンバーではあります。
そして、発表されたスローガンが
「1億人のネット宣言 もっとグッドネット」。
…
…
…
うーん…
インターネットリテラシーを高める活動を行う方向性には大賛成です。
だからこそ僕も、自社に説明し、Z会も正会員として参加させていただいているわけです。
加えてこれから「普及啓発委員会」の中の作業部会のメンバーとして積極的に参加する予定になっています。
だからこそ、あえていいたいのです。
「今のままではまだまだ本気が(1億人には)伝わりませんよ、協議会を“しきっている”側のみなさん!」
と。
1)インターネットの「温度」をもっともっと体感しましょう。
今日発表された宣言「1億人のネット宣言 もっとグッドネット」
個人の感覚としてはイケてないネーミングだと思います。
(僕以外にもそう思っている人、少なからずいました)
“おしゃれ”感、“かっこいい”感がないんですよね。
正直このネーミングについては、事前にチロと伺っていました。
ただ、会員があれいいんじゃない、これいいんじゃない、もう少しこうしようよ、などの「議論」なしで、上位組織で「内定」していたことが「決定」として総会で発表されてしまいました。
キャッチフレーズという大事なもの、そして、全員参加型の運動にしたいのであれるのであれば、さらには、「ネット」を扱おうとする団体だからこそ…
メーリングリストなどを用いて事前議論がもっとあってもいいと思うんですよね。決定までに時間がない、みんな忙しい、などを言い訳にせず。
参加者の本気度がなければ周りを巻き込むことなんてできやしませんから。
前日、WOMマーケティング協議会の勉強会に出ていたのですが、議論の温度差は明らか。
▼WOMマーケティング協議会
http://womj.jp/index.php
ベクトルに方向の違いこそあれ、完全にオープンな、他者を否定しない熱い議論が、勉強会で決めようとしていた事柄の「事前」にメーリングリストで交わされていました。
メーリングリストの参加者、ベンチャー企業の社長や大手企業の管理職など、「明らかに忙しい」と思える人が、深夜1時、2時、3時…などのタイムスタンプで次々投稿。
次のページ2)儀式は止めたい!
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