こんにちは、経営コンサルタントの入野です。 本日の事業計画書の書き方は 「事業計画を作成するプロセス」について解説します。
初級者によくある間違い
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┃ 最後にエグゼクティブサマリーを書こうとする
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事業計画書の目次/要素は17あります。
1. エグゼクティブサマリー
2. 事業立ち上げの経緯
3. マネジメントチーム
4. 会社概要
5. 経営理念・事業理念
6. 商品・サービスの概要
7. 儲けの仕組み
8. 市場および競合の分析
9. マーケティングと販売戦略
10. オペレーション計画
11. 人事戦略
12. 立ち上げ戦術
13. 成長戦略
14. 出口戦略
15. 財務計画: 売上予測、コスト計画、資金繰り予測、資本政策
16. リスク管理
17. プロジェクト管理
まず、個別のセクションをすべて埋めてから
最後に、エグゼクティブサマリーを書こうとする方がよくいますが、
実務上はおススメしません。
いきなりエグゼクティブサマリーから書くべきです。
エグゼクティブサマリーは1~3ページ。
フルバージョンの事業計画書は20~30ページ。
個別セクションをすべて埋めてから
最後にエグゼクティブサマリーを書いてしまうと、
20-30ページの紙と時間の無駄になります。
なぜなら、最初の事業計画はクソみたいなものだから。
もう少し上品にいうと、カキ氷みたいなものです。
第一回目のレビューの風雨にさらされると、
1時間後には原型をとどめていません。
どんなにスジのいい計画でも、
最初のバージョンである限りはそれが普通です。
1年後にその事業計画書をあらためて見ると、皆で大笑いしてしまいます。
やはりクソという下品な表現のほうが最初の事業計画にはピッタリです。
まず1~3ページのエグゼクティブサマリーをすばやく書いて、
レビューやファクトファインディングを行い、
とにかく早くクソであることに気づくことが重要です。
中級者でもよくある間違い
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┃ 社長だけが事業計画書の文書管理をしている
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