企業規模に関係のないブランディングポイントは、「顧客が選ぶ理由を明確にすること」です。 ①では、 内部コンセプト明確化 外部接点調査 といった、マスタープラン作成の準備段階についてご紹介致しました。 今回②では、実際にマスタープラン作成におけるSWEI解析についてご紹介します。
ブランディングにおいて、マスタープランでは何を創るのか。
※ブランディングは、様々な進め方があるのでここでは当社の進め方をベースとしてご説明させて頂きます。
マスタープランとは、ブランディング戦略の全体像を書いた地図のようなものです。
地図を描くには、その中心を決める必要があります。それが①で御紹介した内部コンセプトになります。
この内部コンセプトを地図の中心におく作業として、当社ではSWEI解析を行います。SWOT分析は、様々な本などに書かれているのでご存知の方も多いと思います。それでは、SWEI解析とはどんな解析なのか?
それぞれは下記の単語頭文字から構成されます。
S: Strengths W: Weaknesses O: Opportunities T: Threats
S: Strength W: Weakness E: External I: Inner
二つの手法の大きな違いはSWOT分析がクロス分析であるのに対して、SWEI解析は要素解析であることです。
SWOT分析では、強み、弱みを機会、脅威を組み合わせて戦略を立案したりしますが、SWEI解析では企業の強み、弱みを外的要因、内的要因に分けて各要素からコアの位置を見つけていきます。
ちょっと分かりにくいかと思いますが、一度自社のSWEI解析を行ってみて下さい。実際に行ってみるのが一番ですので。
企業ブランディングでは、顧客、社員に対して分かりやすくすることがポイントですので、まずは余計なものを削り深く掘り下げることです。
SWEI解析と、内部コンセプト明確化を繰返すことが深掘りに繋がります。
ブランディング
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