海底を目指して深く潜行・・・ 太陽の光が射し込む海の色は、 グラデーションを描いて変わっていく。 ライトブルー ~ ディープブルー ~ ダークブルー ~ グランブルー その先にあるのは、漆黒の闇。
さて、美しく変化する海のグラデーションを
目の当りにしながら、
「限りない深み」
に挑戦する人々がいます。
「フリーダイビング」
いわゆる
「素潜り」
の競技に魅せられた人たちです。
正式には
‘アプネア(Apnea)’
と呼ぶようです。
‘アプネア’とは、
「息こらえ」
と言うラテン語が語源の言葉。
まさに、酸素タンクなどの機材を一切使わず、
一息でどれだけ水中に潜っていられるかを競います。
ジャン・レノの演技が印象的な名作、
「グランブルー」
で描かれた世界ですね。
私自身はもちろん、
アプネアをやっているわけではありません。
(正直、水は苦手なほう・・・)
しかし、グランブルーは大好きな映画ですし、
アプネアの競技は実に美しい!
そこで、たいして詳しいわけではないけれど、
アプネアについて簡単な紹介を試みてみます。
(詳しい方、間違っている点があったら、
ご指摘お願いします!)
アプネアの競技には、
様々なバリエーションがありますが、
基本は次の3種類です。
(バリエーションとしては、
フィンを使う・使わない
といった違いがあります。)
●スタティック・・・じっとしてどれだけ息を止めていられるか
●ダイナミック・・・息を止めて横にどれだけ移動できるか
●コンスタント・・・息を止めてどれだけ深く垂直に潜れるか
このうち、一般の人にもよく知られている、
最もポピュラーな競技は、
「コンスタント・ウイズ・フィン」(フィンを使って垂直に深く潜る)
(通称:Constant Weight)
でしょう。
1983年、55歳のジャックマイヨールが、
105メートルの世界記録を樹立した競技が、
「コンスタント・ウィズ・フィン」
でした。
日本人としては、
日本のアプネア界の第一人者、
篠宮龍三さんが、今年(09年)4月3日に
ジャック・マイヨールと肩を並べる
水深105メートル(アジア&日本記録)
に到達しています。
なお、現時点(2009年9月)での同競技の世界記録は、
・122メートル(男性)
・96メートル(女性)
です。
一方、スタティックは、シンプルな水中息止め。
小さい頃、お風呂でお湯に顔をつけて、
何秒我慢できるかという遊びをやった覚えが
誰にでもあると思いますが、まさにアレです。
世界記録はなんと、
・11分35秒(男性)
・8分23秒(女性)
です。
アジア(日本)記録。
男性はやはり篠宮龍三さんの
7分25秒
です。
実は、スタティックの練習では、
篠宮さんは、軽く8分を超えることができます。
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2015.07.17
2009.10.31
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。