肩こりの原因の大半は首から肩周りの筋肉の過緊張による血行不良であるといわれていますので、血行を促進させることで肩こりが解消されるといわれていますが・・・
ハードなオフィスワークによって引き起こされる身体のトラブルの一つに「肩こり」が挙げられます。
「長時間PCに向かって仕事をしていたら肩がガチガチに・・・」なんてことも少なくないかもしれません。
この記事を読んでいる皆さんも肩こりに悩んでいるかもしれませんね。。。
ということで、今回は肩こりの原因と解消法についてご紹介させて頂きます。
肩こりの原因は様々ですが、その大半は首から肩周りの筋肉の過緊張による血行不良であるといわれています。
従って、首~肩周りの骨格筋(筋肉)を、痛みや違和感のない範囲で動かすことで血行が促進され肩こりが解消されることが多いとされています。
なぜ、筋肉を動かすと血行が促進されるのかというと、筋肉が伸び縮みすることで血液を押し出すポンプの役割を果たし血液の循環を助けるからなのです。
血行を促進させるという点で考えれば、ウォーキング等の有酸素運動によっても肩こりを解消させることが可能となり、また同様に岩盤浴やサウナ等の温浴でも肩こりを解消させることが可能といえるのですが、これらはあくまでも肩こりの一時的な解消に過ぎません。
なぜなら、一時的に血液循環がよくなったとしても再び首から肩周りの筋肉が過緊張してしまうと肩こりを引き起こしてしまうからです。
従って、「なぜ首から肩周りの筋肉が緊張してしまうのか」という根本的な原因を見極め、首から肩周りの筋肉が過緊張してしまうのを防ぐことが根本的な肩こりの解消法なのです。
ところで、首から肩周りの筋肉が過緊張してしまう原因は人それぞれなのですが、その多くは姿勢の乱れ(不良姿勢)によるものだといえます。
特に背中にある肩甲骨が外側に開いてしまう(背骨から離れてしまう)と頭の位置が前方に移動した状態になり首~肩周りにある筋肉に大きな負担をかけ過緊張を引き起こすことが多くなるとされています。
【肩こりの主たる原因】
・頚椎部の筋群の短縮・過緊張
・三角筋、上部僧帽筋等、肩関節に関連する筋肉の短縮、過緊張・・・等
【理想的な姿勢の目安】
身体を真横から見たときに、背骨の自然なカーブがあり、耳の穴、肩峰(肩の先)、大転子(太腿骨のつけ根の出っ張り)、外踝(外くるぶし)のやや前方が、一直線上にある状態。
【肩甲骨が外側に開く原因】
・肩甲骨と肩甲骨の間にある筋肉(菱形筋)の機能低下
・肩甲挙筋の機能低下
・大胸筋の短縮
・骨盤の傾斜に伴う脊柱アライメント(骨の配列)不良
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