インターバルトレーニングと聞くとハードトレーニングを想像してしまいがちですが、実はビジネスマンにとって最適なトレーニングなんです!?
突然ですが、皆さんは「インターバルトレーニング」というトレーニング(方法)をご存じでしょうか!?
「ああ、スポーツ選手が行っているハードなトレーニングね・・・」と答える人が多いのではないかと思われますが、実はこのインターバルトレーニングはビジネスマンにとって不可欠なトレーニングだといえるのです。
ということで、今回はインターバルトレーニングの魅力(!?)についてご紹介したいと思います。
■インターバルトレーニングの生みの親
今から50年以上も前、ヘルシンキオリンピックにおいて男子陸上競技5000m、10000m、マラソン競技の三冠を制した偉大な選手がいました。
その選手とは「人間機関車」との異名を持つザトペック氏。
残念ながら、ザトペック氏は既に亡くなられているのですが、ザトペック氏が現役時代に積極的に取り組んでいたのがインターバルトレーニング。
ということで、ザトペック氏はインターバルトレーニングの生みの親とも呼ばれています。
彼は、「スピードと持久力を併せ持つことが必要」との持論から、400mを速く走り、200mをゆっくり走るというインターバルトレーニングをトータル距離にして40kmという壮絶なトレーニングを行なっていたのです。
そのエピソードが理由なのかもしれませんが「インターバルトレーニング」と聞くと、トップアスリートが行なう壮絶なトレーニングという認識をされている方も大勢いるのではないかと思います。
が、実はそんなに臆することはありません。
■ストレスマネジメントにインターバルトレーニングを!?
実は、ザトペック氏やトップアスリートが行なっているような壮絶なトレーニングばかりがインターバルトレーニングではありません。
例えば、ジョギングとウォーキングの組み合わせでも立派なインターバルトレーニング。つまり、インターバルトレーニングは、誰もが簡単に行なうことが出来る実に効率的で効果的なトレーニングなのです。
インターバルトレーニングは、スピードに緩急をつけることによって、運動強度に変化を持たせ効率よく心肺機能を強化することが出来るトレーニング方法であるといえますが、実は、他にも素晴らしい効果があります。
私たちの身体は、運動をする、しないに関わらず、常にエネルギーの「消費」と「回復」という過程を繰り返し、さまざまな環境に適応しています。
例えば、「緊張(ストレス)」と「リラックス」もある意味、「消費」と「回復」の関係だといえるですが・・・
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