あなたは文章を書くのが得意ですか? 私は文章を書くのが苦手です。様々なメディアに執筆させて頂いている今でも、それは変わりません。
文章を書くのが苦手な私だからこそあえて言いますが、「文章力」はセンスではありません。特にビジネスにおける文章力は、基本を理解し、トレーニングすることでかなり向上出来ます。
小説など読み手を引き付ける文書を書くのであれば、センスも必要だとは思います。しかし、ビジネスで相手に伝える(報告、プレゼン、情報発信)際の文章は違います。明確で、分りやすい文章を書く力こそが、ビジネスにおける文章力です。ビジネス文書の主目的は、誤解無く相手に情報を伝えることです。
伝わる文章の基本
①結論
②3S(Simple, Short, Straight )
③共通言語
それでは、3つの基本について簡単に解説させて頂きます。
①結論
何が言いたいのかを、はっきりと最初に述べる(書く)。最初からいろいろと話されて、結局何が伝えたかったのか分らなかったという経験、皆さんもあるかと思います。人の頭は、そこまで優秀ではありません。何を言いたいかを最初にいってもらえるから、その後に続く内容(文章)も理解できます。何を言いたいかわからない状態で、いろいろと話されたことを頭で覚えていて、後から思い出しながら理解するのでは、とても大変ですよね。
まずは結論。これが話す上でも、書く上でもポイントになります。
②3S(Simple, Short, Straight )
シンプルに書く。ショートに書く。ストレートに書く。
3点とも、読み手が理解する負担を、極力減らすこと。「伝える」という目的があるわけですから、読み手の視点が必要です。
③共通言語
人それぞれ言葉に対する認識は違います。特に専門用語、業界用語などは、無意識につかっていて、読み手に違う捉えられ方をされることはよくあります。用語には解説をいれるなどして、認識のズレをなくす配慮が必要です。
他にも文章には、
・「てにをは」の使い方
・句読点の使い方
・助詞の使い方
など文法的な基本も、もちろんあります。
(私は文法的なことは、あまり得意ではありません。御了承下さい)
苦手意識を捨て、基本マスターで文章力向上に繋げてください。
自己力向上
2010.02.17
2010.02.09
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