就職内定率最悪、若者が弱者化する社会で、僕たち若者はいかにサバイブしていくか。世界のビジネスリーダーの声を聞け!
『エクセレント・カンパニー』の著者、世界的なビジネスリーダーの一人である
元マッキンゼーのトム・ピーターズは、
「そう、これは革命なのだ。ホワイトカラーの9割以上が、今後10年から15年以内に、
煙のように消え失せるか、昔日の面影をとどめないほどに姿を変えるだろう。」
と述べている。「ホワイトカラー革命」は、IT革命によって起こる。さらに、グローバル化による中国、インドなどアジアへのアウトソーシングが、革命をより加速させる。
しかし日本の場合、労働者が法的に強く守られているため、企業がなかなか従業員のクビを切ることができない。そこでまず最初の犠牲者になっているのが、連日報道される「就職できない大学4年生」である。
1月14日に発表された、厚生労働省の調査によれば、大学生の就職内定率は、前年比7.9%のマイナスだそうである。
http://news.livedoor.com/article/detail/4549449/
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000002ltw.html
ちきりんさんのブログ
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100214
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080803
でも繰り返し言われているように、「若者が弱者化」している。
こんな本まで出ている。
『若者が『社会的弱者』に転落する』
『若者を喰い物にし続ける社会』
では、僕たち若者はどのように生き残っていけばいいのか?
トム・ピターズに戻ろう。世界のリーダーは何と言っているのか。
彼の主張を一行でまとめれば、以下の通りである。
誰にも頼らず自分の力で生きていける人=「ブランド人」になれ!
ドラッガーは、
「あなたは何によって記憶されたいのか?」
を毎日問い続けろと言う。
つまり、会社に頼らず、個人として有用な人材になること、すなわち
(トム・ピーターズ流に言えば)「タレント」になること。これしかない。
個人として有用な人材とはどんな人間か。
人と違う人間である。
差異こそが、価値の源泉である。
「人と全く違うことをして、自己ブランディングしていくこと。」
これが、次世代型の生き方だと、イケてる人はみんな言ってる。
下記は3日前の僕のtweet。
今日思った仮説。「今就活してる大学3年生は、三井物産で10年働くより、10年間ひたすらスワヒリ語を勉強して『アフリカと日本なら自分』ブランディングをしていくほうが10年後の年収が高い」
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