黒船が来て、時代は一気に動きはじめました。幕末に思いをはせる記念日です。
1853年の7月14日(旧暦嘉永6年6月9日)、アメリカの4隻の黒船艦隊が江戸湾の浦賀沖に現れ、ペリー提督が久里浜に上陸して将軍への親書を渡しました。
蒸気船をお茶の銘柄・上喜撰にかけて「太平のねむりをさます上喜撰たった四はいで夜もねられず」と狂歌に詠まれるほど、江戸の街は大混乱となったのです。
幕末のこの出来事をきっかけに、やがて明治維新となり200年続いた江戸時代が終わます。
それから160年あまり。江戸時代ははるか昔になり、2度の世界大戦を経て、日本はずいぶん様変わりをしましたが、それでもなお、どうも「外国」に弱いところは、相変わらずのような気がします。
国内で評価されなかった芸術家や映画監督が、海外で賞をとった途端に脚光を浴びたりするのは、いまも変わらぬ外国コンプレックスではなかろうかと思うのです。
今も昔も外国に弱い島国の国民性をいいことに、安保法案を修正しこの国はどこに向かっているのでしょうね。
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