費用がとてつもなく高額だってことは誰もが知っているテレビCM。一度、考えてみてもいい時期かと。
今や数え切れないほどある、広告宣伝の手法の中でも最も知名度が
あって、且つ、効果が絶大と言われているのがテレビCM。
数千万~数億円をかけて、圧倒的多数の人に一気にアプローチする
威力は、確かに、未だに、大きなものがあります。
一方で、「テレビが見られない時代」と言われるようになり、その
影響力はどうなんだろ、と何となく言われてる時代でもあります。
確かに、インターネットやケータイが普及して、テレビにかじりつ
く時間は減ったと思います。人間、1日は24時間って決まっちゃって
るので、メディアが増えて、やることが増えて、消去法でテレビの
前にいる時間は減ってきます。「ながら」も含めて。
DVDレコーダーでCMカットが当たり前になり、こりゃ死活問題だ、
と総合代理店のお偉いさん達が言ってたのも分かる気がします。
でも、本質はここではないなーと思ってました。
なぜなら、テレビCMの影響力って、桁が違っているからです。
インターネットやケータイサイトの検索ランキングも、いつも
テレビの話題が上位を独占してますから。常に国民の関心は
テレビ中心でずーーっと来たんですから、そう簡単には覆らない
ってことかと。
が、しかし。
ちょっと最近、様子が違ってきました。
それは、動画です。
テレビCMももちろん動画です。
インターネットで動画が見られるのは新しい話ではありません。
でも、「当たり前になった」のは、ホントにここ最近の話。
ネット動画を語るのに、有名な事例ですが、ユニリーバの動画。
同様の動画がいくつか公開されてますが、合計すると軽く1000万回
以上の視聴をされています。
しかも、YOUTUBEですから、かなり能動的にアクセスして視聴した
ということで、テレビCMとは比較できない影響力。
インターネット上で発信され、高額なマスメディアの影響力を
使うことなく、1000万人を超える人々に強烈に影響を与えることが
既に不可能な話でなくなっています。ドンドン続きます。
既に日本の企業でも、上手に、YOUTUBEを始めとする動画サービス
にチャレンジし始めています。
TOYOTAはその中の1社です。
いわゆるバイラル動画と言われますが、良いコンテンツがクチコミ
で広がる土俵が、インターネットではかなり出来上がったので、
これらをユーザが広めています。
お金持ちの一流メーカーが、高額な媒体費を支払い、一流女優さん
の高額なギャラを支払い、一流アーティストとタイアップした曲を
流し、テレビCMの影響力を最大限に使って、「全国民が知ってる」
状態を目指します。
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