センター試験間近!受験生が直前でできること、ちょっと知っておいてほしいことなど。
※本記事は、(株)Z会
勤務の筆者の個人的見解です。
大学入試センター試験、ほんと、もうすぐ、です。
Z会の受講生には東大志望者がたくさんいらっしゃり、東大はセンター試験の得点配分が(二次試験に比べて)少ないので、センター試験を軽視する方が多いです。
しかし、(東大を志望していた)僕自身は受験当時、「センター試験で高得点とったほうが、二次試験に臨むときに精神的に楽になるじゃん」と、直前対策に余念はなかったです。試験の2日前に模試形式の問題集を買い足して、制限時間内で解く訓練をしたり…
結果、センター試験で高得点を取り、二次試験はほんとリラックスして受けられました(合格しました!)。
自分がどういう心理で試験に臨んだらいいか、を、自分で作っていくのも戦略なんですよね。
僕より多くの教科知識があった、同じ東大志望の級友は、心理状態の設計を考えず本番は失敗していました(二次試験でかなり挽回して見事合格はつかめましたが)。
僕は自分をフルに発揮できるように持ち込んだ。この差ってすごく大きいと思います。
…と、センター試験に臨むときの精神論的なことをまずはさせていただきましたが、当時の経験から、この直前でできることを少しアドバイス。
1.制限時間で解く訓練を。
知識があるこてと、試験で成功することは別です。
なんといっても「制限時間」があること。ここがミソ。
当たり前じゃん!と思う人ほど、軽視するような気がします。
これから本番まで、できる限り、模試形式の問題集(どこの出版社のものでもいいです)で、とにかく時間感覚を磨いて欲しいと思います!
2.余計な知識を覚えるな。
「これまで知らなかったこと」を覚えようとしても、本番までに「定着」そして「表現・活用できる」ようになるのは極めて困難です。
今大切なのは
「あっ、忘れてた!と感じた知識・手法を定着させること」
です。そのために、これから本番まで、「あっ、忘れてた!」という知識・手法にであったら、チェックしておき、次の日、もう一回、覚えているかどうか、できるかどうか、確かめてみてください。
反復演習で初めて「定着」しますので。
3.学習リズムを“センター当日”にあわせて(ただし無理しすぎは禁物)
これまで培った習慣から、アタマの冴える時間帯、ってのが自分にできています。
同様に、アタマの冴えない時間帯、ってのもあります。
これらは一人一人違うでしょう。「ご飯食べた後は誰でも眠い」ってのを除き(笑)。
次のページ4.選択するのは“自分”です。
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