外野の意見はあてにならない。

2013.03.08

仕事術

外野の意見はあてにならない。

寺西 隆行
(株)Z会

意見する側として、弁えた方がよいと思う姿勢。 弁えれば、意見を聞く側に聞いてもらえる意見をどんどん出せるようにもなるでしょう!

※本記事は、(株)Z会
勤務の筆者の個人的見解です。

Web担当時代、サイト制作からWeb広告に至るまで、さんざん、いろんなことをやりました。
その際、「このサイト、もっと、こういう風にならない?」的な意見も(主に社内他部署から)いろいろ頂戴しましたが、経験的に

外野の意見はほとんどあてにならない

と感じました。

「意見」としてそこだけ見たら「うんうんわかるわかる」ってものが多いは多いんですが、

・じゃあそれを実現すると全体がどう影響を受けるか?
・そもそも(金銭などの関係で)できるか?

など、優先順位や制約条件などの考慮がないものがほとんどでして。。。

で、そういう外野の「こうしたいなあ」って意見って、当然、Web担当者にプロ意識があれば、より強く思っているわけですよ。
そんな人間に対し、ものを申しても、空回りし、何の解決策にもならないわけで…

かといって、意見を言うな、ってことではありません。
「外野の意見はほとんどあてにならない」ということを意識して意見しなきゃいけないのでは、と思うわけです。

直感的に思っただけですよ、一応伝えておきますねーという「軽い口調」で伝えるのもその一つ。
「いや、外野の意見だとは思うけど、“これだけは”すごく強く思う(から伝える)」と、一点に絞って伝えるのもその一つ。

そういう伝え方をしてくれる方の意見は、実際に、問題解決をしたり、よりよくしたりすることにつながる意見になるものですね。

自分の意見は、ほとんどの人が気づいていないことを言っているんだ、って気持ちでいう意見は、思い上がりなんですよね。
担当している人が一番全体の状況をわかっている、と思うことが、「意見のプロ」に近づく第一歩です。


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寺西 隆行

寺西 隆行

(株)Z会

文部科学省広報戦略アドバイザー 経済産業省「未来の教室」教育・広報アドバイザー 三島市GIGAスクール推進アドバイザー 等

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