理想の会議の7か条

2013.06.12

組織・人材

理想の会議の7か条

今野 誠一
株式会社マングローブ 代表取締役社長

生産的な会議をするための場を作るにはどんなことが必要なのだろうか。

あるお客様のご依頼で、職場のリーダークラスの方(管理職ではないが、実質的にチームの支柱となり仕事を回している核となっている人)向けの問題解決研修のプログラムを開発中だ。

世の中に「問題解決」の基本を教える講座は、山ほどある。
それだけ、問題が多い世の中であり、その解決が組織内の関心事になっているということだ。

この手の手法を学ぶのはいいことなのであるが、ややもすると「問題」に目を向け過ぎて、「問題を探すメガネ」をかけたようになってしまうので、あまりやり過ぎないほうがよい。

問題の特定や原因の究明といった、問題解決の仕方に力点を置くよりも、一人で考えるのではなくて、仲間とのコミュニケーションの中で問題を解決していく方法の学びに力点を置く方がいい。

特にリーダークラスの場合は、後輩や時には上司も含めた関係者を巻き込んでいくことが重要で、その意味でもチームで解決策を出していく方法を学ぶことが必要だ。

チームで解決策を出す手法も学んでほしいのだが、基本は会議をどう生産的な場にするかなんだけど、会議の基本をどこまで盛り込むか検討している。

【理想の会議7か条】

1.アジェンダのある会議
2.役割を持った当事者意識のある会議
3.早い進行で時間通りの会議
4.本当に必要な人だけが参加する会議
5.準備不足が許されない会議
6.アクションプランまで明快になる会議
7.情報共有の会議はしない

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今野 誠一

今野 誠一

株式会社マングローブ 代表取締役社長

組織変革及びその担い手となる管理職の人材開発を強みとする「組織人事コンサルティング会社」を経営。 設立以来15年、組織変革コンサルタント、ファシリテーターとしてこれまでに約600社の組織変革に携わっている。

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