一昔前と違って、国際電話がとんでもない高額になることは最近少ない。ましてやデータ通信であればなおさら。にもかかわらず、データ量を抑えながらネットを使ったのに、帰国後に取り寄せた明細書には桁違いの料金表示が…。心臓に悪い、こんな『ふっかけ商売』はなしにして欲しいもの。
小生宅では携帯サービスはauを長年使っている。
この4月、仕事兼家族旅行で台湾に3泊4日滞在し戻ってきたばかりの翌日、KDDIからのショートメッセージが入っていたのが、そもそもの始まりだ。いわく、「パケット通信料が10,000円を超過しております。お問い合わせ:TEL157」となっていた。今まで受けた記憶がないメッセージだ。
台湾でも日本と同じようにfacebookやメールなどを使っていたが、海外ローミングサービスの設定を事前に済ませ、自動で現地キャリアへの切り替えも行われていた。小生は4G LTE 通信モードのiPhone5を使っているので、「海外ダブル定額」というのが適用され、一日当たり最大で2,980円というのが上限だと知っていた。
4日間のうちスマホを使った頻度は少なく、10,000円超というのはちょっと多いなというのが正直な感想だった。事実、3月のニュージーランド(NZ)出張時にも同様の設定と使い方だったが、特にそうしたメッセージは届かなかった。それなのに台湾では何か違ったのかしらん、と首をひねっても何も思いつかない。
そこで指定された番号に掛けて料金について問い合わせしてみると、応対はあまり要領を得ない。ショートメッセージの通り「パケット通信料金が10,000円を超えている」こと、彼らは明細を見ることができないこと(じゃあ何のための問い合わせ先なのやら…)、通信明細については本人から郵送での請求手続きをしないといけないことぐらいしか分からない。
埒が明かないので、明細請求手続きの用紙を郵送してもらうことにした。
後日、その請求用紙が届いたので署名捺印し、免許証コピーと共に郵送した。この煩雑さはきっと、あまり気軽に明細請求されるとかなわないので、わざと面倒にしているのだろうが、互いに無駄なコストだ。
それから数日後、件の「通話明細書」なるものが自宅に届いた。それを見て、実に驚いた。
「グロパス(CDMA/GSM)パケット通信明細/LTE通信」という項目に、4日間の通信ごとのバイト数と利用地域(および現地のキャリアの略称らしきアルファベット3文字)が10行ほど列挙されており、その後に「通信料合計」として841,592円という数字が記載されていたのだ。
最初はコンマではなく小数点なのかとも思ったが、よくよく見ると桁数は6つ。ゆっくり数えたが84万円超だ。
他の項目を見ると、(国内の)通話明細やSMS送信明細に加えて、(やはり国内の)こくパケット通信明細も記載されていたが、それらは割引や定額サービスのため微々たる金額なのだ。どうやら84万円超の金額を国際通信料金として本当に請求されるのだと理解した。
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パスファインダーズ株式会社 代表取締役 社長
パスファインダーズ社は少数精鋭の戦略コンサルティング会社です。「新規事業の開発・推進」「既存事業の改革」「業務改革」の3つを主テーマとした戦略コンサルティングを、ハンズオン・スタイルにて提供しております。https://www.pathfinders.co.jp/ 弊社は「フォーカス戦略」と「新規事業開発」の研究会『羅針盤倶楽部』の事務局も務めています。中小企業経営者の方々の参加を歓迎します。https://www.pathfinders.co.jp/rashimban/ 代表・日沖の最新著は『ベテラン幹部を納得させろ!~次世代のエースになるための6ステップ~』。本質に立ち返って効果的・効率的に仕事を進めるための、でも少し肩の力を抜いて読める本です。宜しければアマゾンにて検索ください(下記には他の書籍も紹介しています)。 https://www.pathfinders.co.jp/books/